Depertment of Regional Development

地域マネジメントコース

小林ゼミ

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日本は、世界のどの国々も経験したことのないスピードで人口減少、少子高齢社会を迎えています。これまでの日本は、右肩上がりで増える人口を前提とした都市計画、まちづくりを行ってきました。しかし、これからの時代は、これまでとは逆に、人口が減っていくことを前提にしなければなりません。郊外へと薄く広く拡大してしまった都市、増え続ける空き地や空き家、老朽化するインフラや公共施設、衰退し続ける中心市街地をどうしたらよいのか等々、解決しなければならない問題が山積しています。また、近年の都市やまちの課題をみると、建築や土木などの工学分野の都市計画やまちづくりだけでは対応できないような課題の幅の広さ、多様性が見て取れます。例えば、まちのマネジメント、子育て、安心安全、環境、食、農業など、多岐にわたります。こういった様々な課題に対応するためには、都市やまちについて、多様な視点からの学びが必要となります。
 小林ゼミでは、都市計画、まちづくり、まちのマネジメントをメインテーマに、まちなかの再生、都市・地域の再生、観光まちづくり、交通まちづくり、まちづくりの組織・担い手、子育てとまちづくり、安心安全まちづくり、まちの居場所など、幅広くサブテーマを設定し、基礎知識の習得や実践活動を行い、より深い学びを得ていきます。実践活動では、地域の多様なステークホルダーと連携し、様々なエリアで継続的な取り組みを行っています。
 ぜひ、持続可能な都市や地域、まちのあり方をいっしょに学んで実践していきましょう。