皆さんは、「どのような地域が理想的ですか?」と問われた場合、何と応えますか。
廣川ゼミでは「持続可能な地域づくり」ができている地域を理想としています。常に生活者の視点に立ち、一時的な利益よりも「持続性」を重視した地域づくりを目指しています。私たちは「まちづくりは人づくり」であると考えます。
現在は、イギリス発祥の「歩く観光まちづくり」である【フットパス】という仕組みを用いたまちづくり活動を展開しています。フットパスづくりでは、「地域にあるありのままを楽しむ」観光と言われており、地域には何があるのかという地域資源の発掘【地域理解】、地域の様々な人たちと協働していくための対話力の修得【コミュニケーション能力の向上】、地域のファンを増やしていくための仕組みづくり【交流人口・関係人口の増加】、そしてその外部者を受け入れるための地域コミュニティの変化【地域を開いていくための方法】などを調査・研究しています。
持続可能な地域を作っていくためには、地域の“今”をまずは知り、コミュニケーション能力を発揮して、地域の人たちと信頼関係を築き、地域の人たちと一緒になって地域のファンを増やしていく取組みが必要です。その方法や考え方を共に学んでいきましょう。
Depertment of Regional Development
地域創生コース