Depertment of Regional Development

全体実習

地域FMラジオ実習

実習紹介

1年生は必修授業「指導的実習A・B」の中で「地域FMラジオ実習(以下:FM実習)」に取り組みます。北九州市内の市民センターへ定期的に訪問し、地域課題を発見し、課題解決に向けた提案や企画作りを行います。最終的には市民センターでの活動で得た学びを、コミュニティFM局「FMKITAQ」で放送し、自らが情報を創造し発信する側(作り手)になることで、新たな価値を生み出すプロセスを経験します。

学生の話

H.N. しゅうご

訪問先:志井市民センター

活動内容:4-8月までの市民センターでの活動を通して地域の魅力や課題を見つけ、魅力を伸ばすイベントや課題解決のための取り組みを行い、その成果を『FM KITAQ』で放送します。
月に2-3回イベントや会議に合わせて自分のスケジュールを調整して市民センターに伺っています。
参加した会議やイベントは、主に3つあります。
①【避難所運営研修】
町内会レベルの避難所開設についての必要性と課題、市民センターの避難所運営の方法について学びます。【志井やるKIDS】では、小学生を中心に水環境館でのカヌー体験をし、楽しみながら学びます。
②【健康づくり推進委員会・定例会】
志井校区の方々の健康について、校区内にある病院の医師や保育士、小中学校の校長と話し合い、課題と改善について具体的な活動を決めました。
③【もったいないPJ】
大学生が1から考えた活動で、志井校区の野菜を作っている方々からもったいない野菜を提供していただき、夏祭り内で販売しました。

学んだこと:地域にはいろいろな方が住んでおり、私たち大学生が志井の魅力と課題についてアンケートをとった際も、交通、自然、つながりなどが魅力と課題の両方にあげられました。地域の活動を積極的に取り組む人は5、60代が多く、その顔触れも毎回同じで、地域に関心のある人とない人の差が非常に顕著にみられました。