南ゼミでは、文化芸術やスポーツをまちづくりに効果的に活かすための方策について学び、実践しています。
文化芸術やスポーツに関連することは幅広く活動対象とし、また、観光政策についても重点的に取り扱っています。北九州市役所や各種団体など様々な主体と連携した実践活動を行い、「現場を知ること」、そしてそこから「様々な課題を踏まえたうえで現実的かつ最適な活動のあり方を考えること」を重視しています。
活動の主な着眼点は以下のようになります。
1)地域への来訪者の増加や多様な交流の増加を促進し、それを地域活性化につなげるために必要な事項を学ぶこと。
2)多様な主体による協働を前提とした、効果的な政策の立案・実践策を考えること。「社会としての最適解」を意識すること。
3)集客・交流の起点となる地域資源として、特に「文化芸術関連の各種イベント」、「文化財」、「各種スポーツ大会など“観るスポーツ”」、「観光資源全般」に着目すること。これら活用による社会的・経済的意義や課題に着目し、まちづくりに効果的に活かすための政策や実践方法を、学生が主体的に学ぶこと。
ゼミには、文化芸術イベントやスポーツツーリズム等に関心のある学生が多く在籍しています。卒業生の進路は、地方公務員、商社・小売、メーカー、メディア、プロスポーツ運営など多様です。