FM KITAQラジオ番組制作実習

実習紹介

北九州のコミュニティーFM局、FMKITAQ(エフエムキタキュー)の番組制作を行う実習です。毎週火曜日の20時~21時に放送中の「コラボタウンネットワーク」が、実習に割り当てられた番組で、学生が企画から出演までを担当します。
コンセプトは「北九州を愛する人々の集うトーク番組」。まちづくりや地域貢献に関わる「人・モノ・イべント」などを取材し、その内容や成果について放送します。この実習は全コースの1年次が対象で、学生全員が関わる全体実習となります。
本実習は2・3年次の必修科目の前段階として位置づけられ、プログラムを通して基本的な姿勢・マナー・考え方を学びます。学生間だけでなく、学外の人たちと積極的にネットワークを構築し、協働の難しさや自分の特性に気付くことを目的としています。
実習の流れは、コースやゼミを混合させた4~5人で1チームを構成するところからはじまります。まず、4月にガイダンスを、5月に企画の発表会を行うのですが、視聴者から制作者に気持ちを切り替えて、企画を立案していくことから学んでいきます。自分の立ち位置が異なることで見えてくることを整理し、どのような地域課題(テーマ)に着目していくのかを話し合います。チーム全員で熟考した課題を「番組企画提案書」としてまとめ、後日プレゼンテーションにのぞみます。
企画発表後はパーソナリティやプロデューサーによるアドバイスを受けてから取材を実行。取材した内容をリスナーに分かりやすく、楽しく聴いていただくように番組を構成していきます。番組に出演するまでにさまざまなチェックを経て、放送へと向かい、終了後にレポートを提出するまでが一連のプログラムとなります。
番組制作に多くの時間と人員が割かれていること、チームでものごとを進めていく大変さと、段取りの良し悪しが進行に大きな影響を及ぼすことを実感する実習となっています。

 

実習成果報告

私たちは小倉競馬場には自分たちの知らない新たな側面があるのではと考え、小倉競馬場の新しい活用法について調べました。「小倉南区子供まつり」へ参加したり、アンケート調査を実施して小倉競馬場の皆様への提案等を行いました。私は今回、班のリーダーをさせていただきました。仕事の割り振りをしっかりとできたと思いますが、一方で、話し合いに行き詰まったときに、空気を変えることができなかったことが反省点です。全体を通して、競馬場関係者にはない視点から魅力をいかに伝えるかということが難しく感じました。そのときに学んだことは、客観的な意見を取り入れることの重要性です。自分たちで出した意見をそのまま形にしていくのではなく、適宜に相談することで、自分たちが見えていない部分に気づくことができ、何を間違えているのか、はっきり知ることができました。このことは、これからの実習や将来社会に出た時も生かしていけると思うので、しっかり意識しながら取り組んでいきたいです。

 

ある授業で傾聴という話を聞き、北九州市が政令指定都市の中で最も高齢化が進んでいる現状もあり、高齢者がいい老後を過ごすために私たちができることとして「傾聴」を取り上げました。デイサービスセンターで実際に傾聴体験

を行いましたが、体験を通して思ったことは、それぞれの人にそれぞれの対応が必要で、それが難しいことです。しかし、世間話や日常的な会話をしていくことで話が広がり、戦争の話や自分のこれまでの体験談などを話してくれるようになりました。傾聴は人との対話であるため、特別な道具もいらず、簡単に行えることが分かりました。FMラジオ実習を通して学んだことは課題発見能力です。また、NPO団体などに関わっていくなかで、失礼のない態度、接し方など多くの社会的マナーを身につけることができました。地域創生学群に入学しての最初の実習でわからないことも多くあり、大変な実習でしたが、自分自身成長を感じることのできた実習でした。