卒業生からのメッセージはこちら
なつを さん
・なぜ地域創生学群を受験しましたか?
私は将来具体的にしたい仕事ややりたいことが決まっていなかったので、地域創生学群だと実習やゼミ活動を通して地域創生のことだけでなく社会に出て働く際に活かすことができることを多く学ぶことができ、自分の将来設計につながるのではないかと考えて受験しました。
また、小さい頃から両親と一緒に地元の地域活動に多く参加しており、地元のことが大好きなのでいつかこのまちの役に立つことがしたいと思ったのも受験したきっかけです。
・地域創生学群で何をしていますか?
実習では1年生と一緒に北九州を活かすことをテーマにイベントの企画やプロジェクトを通して起業支援をされている企業の方に講師をしていただきながら経営プロセスを学んでいます。ゼミでは3,4年生と一緒に「フットパス」というイギリス発祥の昔ながらの地域の風景を楽しみながら歩くという活動を軸にしてイベントを考えたり、フットパスの新しいコースづくりをしたり、高校生に向けて授業をしています。
サークル活動は月や週に一回ほど参加しています。学部や学年を問わず活動をしているため、アルバイトを除いて他学部と関わることが少ない地域創生学群では貴重な交流の場になっています。
・受験生へのメッセージ
受験勉強や受験をするということ自体非常に大変なことですが、地域創生学群の受験の際の雰囲気は独特だと感じたので、そこも含めてぜひ楽しんでチャレンジして欲しいと思っています。地域創生学群では横のつながりはもちろん、先輩方との縦のつながりも強く、他の学部では学ぶことのできない社会に適応する力というものが学生時代からしっかりと身に付く良い場ですので、受験生の皆さんといつか一緒に活動できるときを楽しみにしています。
お茶子 さん
・なぜ地域創生学群を受験しましたか?
高校生の頃からお祭りやボランティアなどといった地域活動に参加しており、大学生になっても地域に携わりたいと思い地域創生学群を受験しました。授業が座学だけでなく、実習やゼミなどで行われる実践活動を通して地域と関わりながら学べるという環境に当時は強く魅力を感じました。高校生の時とは違って、ただ参加するだけの地域活動ではなく、同じ志のある同級生や先輩、後輩たちと企画の運営や準備など0から地域活動に携わる事ができるので、いつも充実していてやりがいを感じています。
・地域創生学群で何をしていますか?
実習では、idea+(アイデアプラス)というチームで「小倉の街をキャンパスに」小倉のまちに点在する魅力的な「ヒト・コト・モノ」を取り上げて、月に1回程度、講座を企画しています。また、実習全体では、「夜会」という講座の企画・運営や、「小倉城竹あかり」のようなまちづくちに関するイベントのお手伝いなどもしています。
ゼミではリノベーションまちづくりに関する本を読み、意見交換をするなど様々な活動をしています。他には、ゼミ全体での街歩きや「ちずあそび」というイベントにも参加をしています。
これらの活動から視野の広さや、企画力、北九州市の地域の魅力などを知ることができました。
・受験生へのメッセージ
勉強をする中で、周りの人達とは違う入試形態に戸惑ったり焦ったりすることもあると思います。それでも、周りの人に影響されすぎずに、自分のペースを崩さずコツコツと勉強をしたり、新聞や本を読んだりするといいかなと思います。
地域創生学群はコミュニケーション能力が重視されるので、息抜きに友達とおしゃべりするのもいいかもしれません。最後まで諦めないで、自分を信じて臨みましょう!
体には気をつけて、受験を楽しんでください!
ウロコ さん
・なぜ地域創生学群を受験しましたか?
私は、初めから地域創生学群が志望ではなくセンター試験後に決定しました。当時私は最後まで自分の進路はこれでいいのだろうかと悩んでおり様々な大学を調べなおしていました。その中で名前だけ聞いたことのあった地域創生学群の存在を知り、何気なく調べた結果、他の学部にはない地域創生学群の特色として、実際にイベントを行っていく企画力や実践力について自分自身で体験しながら学ぶことができるということにとても魅力を感じました。また当時SDGsについても大学で学んでみたいと考えていたこともあったため、SDGsについて学びまた考えることのできる実習やゼミがあることを知り本学群を選びました。
・地域創生学群で何をしていますか?
日々の授業に加え実習ではESD、SDGsを年代を問わず様々な方々に周知するために、北九州ESD協議会のサブコーディネーターとして楽しく学べるイベントを開催しています。そのために1からイベントの企画を作り出し、協議会の方々や実習メンバーの意見を反映しながら内容を決めていき、イベント当日の運営を行なっています。
ゼミでは、SDGsや教育に関する様々な問題について学び、実践できる現場として高等学校の総合的探求の時間でSDGsを世界的な視点から考えてもらう授業を行っています。授業では、ファシリテーターとして一方的な説明だけではなくグループワークをしやすい雰囲気を作っています。
・受験生へのメッセージ
受験生の皆さん、地域創生学群では他の学部では学ぶことのできない、実際に地域に出ることによって社会と関わりながら、将来自分の糧となる様々な経験を積むことができます。また、地域創生学群の受験は前期入試の二次試験が終わるまで、本当に合否は全く分かりません。グループディスカッションでは、傾聴力を大事にし、最後まで対策を怠らず諦めない心で受験へ挑むことが重要となります。皆さんが地域創生学群へ入学されるのを心からお待ちしています。
うらちゃん さん
・なぜ地域創生学群を受験しましたか?
地域創生学群は1年生の頃から実習があり、実際に地域の方と関わる機会が多いからです。私は大学入学前から福祉に関心がありましたが、地域や施設で地域の方と関わることは、学校の行事などの何回かしかありませんでした。そのため、社会福祉士を目指すための勉強ができ、地域での実習が多い地域創生学群に入り実際に地域の方と関わることで、接し方や生活、気持ちなどを学びたいと思い受験しました。また、地域の方と接するだけでなく実習では地域の方々と共に考えて活動に取り組んでいることを知り、課題や対策を考える力、様々な人と話し合い最適解を探していく力を身につけたいと思い受験しました。
・地域創生学群で何をしていますか?
実習では、地域の自治会で行われるバザーやカフェのお手伝いを通して、地域のつながりづくりに取り組んでいます。その際に、接し方を学ぶとともに、趣味や困っていることなど様々な話をして楽しく活動をさせていただいています。コロナ禍でできなかった時期もありますが、お会いできない時はおたよりを作成し配布するなどつながりを継続できるように地域の方々も一緒にできることを考えて活動を行っています。その他には、障害者施設での実習や夏休みの子どもたちの居場所づくりを目的に遊びの企画を練るなど、様々な分野について経験できています。ゼミでは、社会福祉士に必要なコミュニケーションや価値についてペアやグループで体験して理解し、自分自身についても気づきを発見しながら学んでいます。
・受験生へのメッセージ
地域創生学群では、先生、学生だけでなく地域の方々など様々な経験をした人、様々な考えを持つ人と出会うことができます。一人一人違う考えがあり、その人たちが話し合い協力して実習やゼミ活動を行っています。私はいろいろな人と出会って地域の方々とともに考えて活動する経験ができ、自分とは違う考えを知り、気づきがたくさんありました。また、意見を出し合う時は、伝える力だけでなく人の話を聴く力も大切だと学びました。そして、そういった経験や学びは様々な人がいる社会で皆さんにとっても力になると思います。皆さんの大学生活が楽しく、たくさんの気づきがある生活になることを願い応援しています。
だいきゃん さん
・なぜ地域創生学群を受験しましたか?
私の地元である佐賀県では、20市町あるうち8市町が消滅可能性都市となる恐れがあり、どうにかこの問題を解決したいと思って地域創生学群を受験しました。2100年には、人口が5000万人を切るといった推計があるため、地方の市町村は今後80年の間で消滅可能性都市もしくは消滅都市になる可能性があります。そこで、消滅都市にさせないために、地域を存続させる取り組みが必要だと思いました。私は、スポーツを通じた地域活性化に繋がる活動を行うことで、小さな子供から高齢者まで地域にいる住民の繋がりを深めたいと思いました。私は、小さい頃から今までずっと野球をしてきたので、野球を通じて地域コミュニティを活性化させたいです。このように、スポーツで消滅可能都市となっている地域を存続させたいという気持ちから地域創生学群を受験しました。
・地域創生学群で何をしていますか?
実習は、健康スポーツに所属しており、主な活動は、シニアの方々に健康作り講座を実施することを通じて、健康に対する知識や長生きするための運動方法などを知っていただく活動を行なっています。この講座は、書籍やネット等を参考文献として利用し、シニアの方々にどのようにすれば伝わるのかを工夫しながら行っています。また、障がい者スポーツセンターに行って、障がいのある子供たちと縄跳び、自由活動(野球、バスケットボール、鬼ごっこなど)を行ったり、水泳教室の補助を行ったりしています。
ゼミは、山本ゼミに所属しており、障がいのある方と一緒に車椅子ソフトボールを行っています。一緒に活動していく中で、コミュニケーションを交わしながらいいプレーが出たときには褒めあったり、ミスしたときは励ましあったりとスポーツを通じて地域の方とのコミュニティ増進を図っています。また、車いすソフトボールの大会があって、本格的に活動をしています。
部活動は、硬式野球部に所属しており、平日は朝の7時半から10時くらいまで全体で練習を行っています。あとは、授業がない時間で自主練習を行う形になっています。この前は、秋のリーグ戦で見事優勝することができました。この結果だけに満足せず、自信に変えてこれからもっと強くなっていきます。
・受験生へのメッセージ
受験生の皆さん、これからの進路に向けて勉強を頑張っていますか?地域創生学群は、他の学部と異なり、地域に目を向けて、地域の方とコミュニケーションを取りながら活動を行っています。地域活動は、地域の人たちと関わることによって、多様な考え方に触れることができ、自分自身の視野を広げることができる素晴らしい活動です。地域創生学群に入学した際は、高齢者の健康づくりや障がい者スポーツに興味があれば、健康スポーツ実習と山本ゼミをお勧めします。山本ゼミは、障がい者スポーツ指導員中級といった資格取得にも挑戦することができます。
また、この実習とゼミの魅力は、地域に出て、障がいを持った方やご高齢の方など様々な人と関わることができる点です。特に、福祉やスポーツに興味がある人には合った実習とゼミだと思うので、男女問わず興味があれば、是非お待ちしております。
受験勉強は大変だと思いますが、諦めずに頑張ってください。
りったん さん
・なぜ地域創生学群を受験しましたか?
1年生の時から実習活動をすることができるなど、長い時間をかけて、座学だけでは学べない知識、実践を通して得られる経験、確実にスキルアップができる環境にとても魅力を感じ、地域創生学群を受験しました。また、高校3年生の夏に参加した地域創生スクールで、1~2歳しか変わらないはずの先輩方の企画力や行動力を目の当たりにし、大きな刺激を与えていただき、「私もこんな大学生になりたい!」と思ったことも受験を決めたきっかけです。
・地域創生学群で何をしていますか?
現在は社会福祉士の資格取得を目指して、多くの専門科目の勉強をしています。遅い時間の講義も多いですが、同じ目標を持ったみんなと頑張っています。実習では、子どもたちの学習支援をさせていただいており、子どもとの信頼関係づくりも含め毎回充実した活動になっています。ゼミでは社会福祉士を目指す上で必要となる基本的なスキルや知識をグループワークなどを通して身につけています。また不登校支援や学習支援もさせていただいており、先輩方とも一緒に、対象になる子どもにとってより良い環境になることを目指して活動しています。3年生になると相談援助実習があったり、自分の進みたい分野(高齢、障害、子ども、地域など)に対し、より専門的に学んでいくことになります。
・受験生へのメッセージ
地域創生学群は、他と簡単に比較する事は出来ない、とても濃く、楽しく、充実した大学生活が送れる場所、自分自身のスキルアップを体感しながら成長できる場所です。そして、たくさんの出会いがあります。私のように福祉の道を志す人もいれば、起業や経営などに興味のある人もいます。同じ学群に居ながら、幅広く多様な価値観の人に出会えたことは、入学して得られた大きな財産だと思っています。
たくさんのやりたいこと、たくさんの大学、これからの進路にとても迷っていると思います。時間をかけてじっくり悩んで、心から行きたいと思える大学に出会ってください!そして、もしそれが地域創生学群だったなら、嬉しいです。