内田晃ゼミ

内田ゼミの主要な研究テーマのキーワードは「交通(モビリティ)」と「都市」です。人々の交通行動をどう変えていくか、そのために効果的な方策は何かを考えます。バス、モノレール、路面電車といった公共交通のみならず、マイカー、自転車などの私的交通、さらには最近増えているカーシェアなど多様な交通モードを研究の対象とします。さらにその上で、利用しやすい交通環境を形成するために都市づくり側ではどのような対応が求められるのか、住みよい都市にはどのような交通が必要か、といった都市側からのアプローチも合わせて考えていきます。交通が変わることで都市構造がどう変わるのか、あるいは都市構造が変わることで交通にどんな影響があるのか、など都市計画、まちづくりの観点からの幅広い、自由な発想を求めます。

公共交通や都市計画に関しては海外に様々な好事例があるので、先進的な取り組みを研究対象にすることも可能です。海外の研究者やJICA九州などに研修で来られている政策実務担当者との交流を通じて、インフラの充実度や経済情勢の異なる様々な国の実情を学び、国際感覚を養うこともできます。世界の都市を見てグローバルにモノを考えることができる素養を、ゼミ活動を通じて身につけてもらいたいと願っています。

また、卒論を見据えた研究活動とは別に、様々な地域でのプロジェクトも実践しています。現在は、中間市や大川市などでフットパス活動に取り組んでいます。地域の人たちと一緒に町を歩き、住民の方々と触れ合いながらコースを作っていく作業を、行政、住民、企業などの関係者と連携して行っていきます。これらの活動はスタンドアローンプレイになりがちな卒論研究活動では得られない、ゼミ仲間との協働意識や完成した時の達成感を高めていくことができる重要なゼミ活動の一つです。研究やプロジェクトを通じてゼミへの帰属意識を高め、共に成長していくことを願っています。