門司商店街活性化プロジェクト

実習紹介

地域の活性化に取り組むプロジェクトのひとつとして、門司港駅から歩いて5分ほど、栄町銀天街「モノはうす」に拠点を置き、さまざまな活動に取り組んでいます。一昨年までは、昭和レトロ館として、駄菓子の販売、にぎわい作りの昔遊び、お茶のサービスなどを並行して行ってきました。
次年度は、ここ「モノはうす」で、にぎわい作りやイベントの実施とともに、門司港という町、地域を、深く知ることにも取り組んでいきたいと思います。地元の郷土史家を招いて門司港の歴史について解説していただいたり古い地図を使って今と昔を比べてみたりすることで、これまでとは違った視点で門司港を知り、理解していくことも考えています。そこで得られた知識や情報で、新しい町歩きマップなどの作成、観光客が門司港レトロ地区から商店街を周遊できる仕組みを作りたいと思っています。
さらに、学生たちは「モノハウス」運営のノウハウをレトロ地区に展開させ、商店街(門司港区全体)への回遊性を高めるような物販・PRを進めていきたいと議論しています。彼らが今までに得た情報から、学生の視点で捉えたディープな門司港の知識・魅力を紹介することができるのではと考えています。このプロジェクトは、色々なことをやってみる、手伝うことではない、そこには学生の創造性そのものが必要であると問題意識をもって取り組むことができます。自分の考えでどう動くのか、幅広い発想で取り組み、その結果が喜びへとつながることを願っています。今まで行政や商店街のみなさんの支援、協力を得ていた学生が「この地域に不可欠な存在」となって欲しいです。地域を知り、魅力を発信する”要”となるような活動をすることで、学生も自分の成長にこのプロジェクト、門司港という存在が必要だったと思えるような取り組みにしてほしいと思います。

実習成果報告
 私は、正直この実習に入り活動していく初めのうちはとにかく慣れようと、見て聞いてばかりの受け身な姿勢だったように感じます。とてももったいないことをしていたと今思います。なぜなら門司商店街活性化PJは、自分の考えを実際にかたちにして力を試すことのできる機会が多く、また環境にも恵まれているからです。何が恵まれているかというと、地域の方と学生との距離が近いということです。活性化といって学生だけで考えて動いてもそれが本当にその地域の活性化につながるとは限りません。その地域に住む方と直接お会いして実際に話を伺い、ともに活性化の為に何ができるかをしっかりと考える必要があるのです。その上で地域の方と距離が近く、触れ合う機会が多く与えられているこの実習に私はとても魅力を感じています。活性化とは何か、何をもっておしてにぎわいのある商店街なのか、再び、原点に戻って私たちにこそできる活動を行っていきます。

 私は門司商店街活性化プロジェクトメンバーとしてまちあるきを中心に地域活動をさせていただきました。門司港地区の地域課題は、観光地への訪問客は多いが、滞在時間が短いことがあげられます。その理由は、レトロ地区という観光名所だけが目当てで訪れる人が多く、その他の場所には足を運んでいないということです。その課題を解決する施策の1つとしてまちあるきがあります。まちあるきはガイドと一緒にその地域を歩き魅力を伝えることができるツールです。この活動を3年間継続して行うことで地域にまちあるきが根付き地域の方々からも協力を得ることができました。結果的に、参加者の方にも魅力が発信でき、何度か訪れてくれる方もいました。私は3年間一つの地域で活動することで多くの方と深くかかわることができ、門司港を見つめ直すことができました。門司港の魅力の1つは人情味溢れるあたたかさです。この魅力をこれらかも発信できればと思います。