小倉活性化プロジェクト

実習紹介

小倉のまちをみんなで盛り上げたい。そんな商店街有志の想いを受けてプロジェクトが始まり、はや6年。これまでは、とにかく試行錯誤の連続でした。手探りの状態のスタート当初は、とにかく地域との信頼関係を構築し、活動を定着させることを最重要視していましたが、活動が定着するにつれて徐々に本来の目的を意識した活動へとシフトしていきました。つまり、課題を解決型の活動です。そのために、メンバー内でまちの抱える課題について話し合い、その課題を解決するためにはどんな活動をしていけば良いのかを常に考えるようにしています。
現在は、小倉のまちに若者が集まっていない、外部からのイメージが悪いという問題意識に対して、小倉のまちに若者が集まるような仕組みをつくり、小倉のまちの楽しさや良さを発信することを意識した活動を展開しています。そして、その根底には、小倉のまちの盛り上げ役の一端を担いたいという想いがあります。
具体的には、WeLove小倉協議会と連携して小倉のまちのPRと来街者へのおもてなしを行う「まちなかコンシェルジュ」という全員参加の活動をベースとしています。そのうえで、チーム単位での活動として、「グリーンバード小倉チーム」は、若者を集めて定期的に魚町界隈での清掃活動を行い、「Webチーム」や「ラジオチーム」は、SNSやラジオを通して小倉のまちの魅力を発信し、「イベントチーム」は、定期的に様々な主体とのコラボレーションしたイベントの企画運営を行っています。また、今年度からは、北九州まなびとESDステーションの運営にも参加し、北九州におけるESD教育の普及推進にも一役買うことになりました。
このように,活動内容は多岐にわたりますが、メンバーには、ルーチン活動をしっかりこなしつつ、新たな挑戦をしてほしいと願っています。そのために、とにかく足繁くまちに通うことで、まちの変化をつぶさに感じ取れる「感度」を身につけて欲しいと思っています。そこに、次なるチャレンジに向けたヒントがあるからです。そして、行動することで、新たなチャンスにめぐり会えると信じています。

実習成果報告

 私は、プロジェクトの全体リーダーとして、メンバーの統括や会議の進行、地域の人との関係づくり、チーム全体で行っている「まちなかコンシェルジュ隊」の運営を行ってきました。その中で最も苦労したことは、プロジェクト全体の意識の共有を図ることです。そのためには全体で話し合い、相談しやすい環境を作るべきだと考え、必ず毎週、全員で集まる機会を設けました。SNSが使われることが多いからこそ、会って話すことを重視するようにしました。このように会う機会が増えることで、後輩から自分の行っている活動の共有や相談を受けるようになり、相談しやすい環境を作ることができたと実感しました。私はこの3年間、仲間を大切にすることを目標としてきましたが、学年が上がるにつれ、仲間を大切にすることの難しさや責任感を学ぶことができました。この先社会人になってもこの気持ちを忘れずに常に成長していきたいです。

これまでの実習を振り返ってみると、成功や喜びよりも失敗の方が強く記憶として残っているように感じます。もちろん、楽しい思い出もたくさんあります。しかし、それ以上に失敗の方が強く鮮明に覚えています。大学に入学して2年間、それだけ失敗から学べることは多かったと感じます。中でも1番は「責任感の重要性」です。まちへ出て実習活動をする中で、多くの社会人の方と出会う機会がありますが、時には怒られることもありました。最初は、「なんで?」という思いもありましたが、大学生である私たちを本気で怒ってくれて、本気で相手にしてくれるからには、中途半端ではダメだということに気づきました。私にとって実習は、本気で挑戦できる場所です。とにかく失敗してもいいから本気で取り組んで、全力でぶつかることが大切だと感じています。大学を卒業して社会に出れば、失敗できないからこそ、今のうちにたくさんのことに挑戦していきたいです。