北方野球教室

実習紹介

平成29年度、学群が開設され9年目を迎えることになります。開設当初は市内の総合型スポーツクラブACEさんの指導を頂きながら今日まで至りました。昨年度からはACEさんの手を離れ、地域創生学群ボランティアコース独自の活動として実施することとなりました。一部は本来の公開講座の一環としておおむね年少〜小学2年生までのキッズトレーニングコースと小学3年生〜6年生までの野球教室に分かれて行われています。野球教室のメンバーは現在約50名(28年度)。毎週水曜日の午後4時から6時まで、北九州市立大学の日の出グラウンドで活動しています。野球技術を学ぶことはもちろん、挨拶や礼儀、正しい言葉遣い、時間を守る、決まりを守るといった集団生活に必要なマナーを身につけることも大切にし、野球を通して子どもたちが健やかに育ち、学ぶことを目指しています。そのために「体を作ること」「ものをとること」「ものを投げること」「ものを捉えること」の4つを軸に、学生が主体となって指導案を考えます。子どもたちが楽しく取り組めて、飽きることなく、しかも上達につながる練習メニューの作成は難しいことですが、野球経験者も、そうでない学生も、一人ひとりが責任を持って真摯に取り組んでいます。ボランティアコースの学生は様々な道に進んでおり、大きなやりがいと学びを得ています。子どもたちへの声かけひとつで、その子がスポーツを好きになるか、それとも将来にわたって苦手意識を持つのかが左右されないとも限りません。幼い頃のスポーツ体験がいかに大きなものであるかを認識した上で、安全に配慮した指導を行うことが求められています。怪我ゼロ、事故ゼロを目指すためには、準備の徹底と確認作業が必要です。参加する子どもは大勢いますが、そのすべてに目を配り気を配ることを忘れず、熱心な指導を継続してもらいたいと考えます。

 

実習成果報告

 私は北方野球教室で小学生に対しての野球指導を担当しています。野球指導といっても技術的な指導ばかりではなく、野球というスポーツを通して、挨拶や返事など人として大切な礼儀、また友達とのコミュニケーションの取り方を身に付けてもらえるような指導を学年全体で心がけています。昨年度から実習の形態が変わり子どもたちの人数も多くなりました。そのことにより学生一人一人がより自覚と責任をもって行動することが大切になりました。実習中いつも楽しくわいわい活動するというわけにはいきません。子どもたちがやってはいけないことをしたときにはしっかりとしからなければいけないときもあります。しかし本当にこの叱り方でよかったのか、言い方は正しかったのかといつも考えています。そんなときは実習後必ず行うミーティングで意見を共有し、より良い形になるよう努力しています。これからも向上心を忘れることなく実習に取り組んでいきたいと思います。

私は、野球教室という実習の中で、幼児から小学校低学年を対象に活動しています。「体を動かすことの楽しさを知ってもらおう」というテーマの下、様々なメニューを考え、カリキュラム作成を行っています。子どもたちは、一人一人異なる資質や特性があり、私たち学生はその事を十分に理解した上で指導することを心掛けています。また、体を動かす以前に大切な「挨拶や礼儀」といった基礎的な面も教えています。実習に対しては、「させていただく」という気持ちを忘れずに、責任と自覚を持って取り組んでいます。子どもたちと積極的に関わることで、小さな変化や成長に気づくことができ、子どもから学ぶことも多くあります。今後はさらにより良い実習になるよう、学生同士のチームワークを大切にしながら、昨年度とはまた違った新たな取り組みをしたいと考えています。