車いすソフト

実習紹介

車いすソフトボールは、アメリカでは歴史もあり、盛んに行われていますが、日本ではまだ始まったばかりです。現在、日本で活躍しているのは、北九州市立大学をはじめ、約10都道府県しかありません。野球は競技人口も多く、人気の高いスポーツでありながらも、車いすスポーツとしては存在していません。事故や病気などで車いす生活を余儀なくされた人も、健常者も、年齢、性別関係なく、プレーした人がみんな本格的な野球の楽しさを味わえるようなスポーツを作りたいという思いが「車いすソフトボール」の始まりです。
選手全員が走攻守すべてを車いすに乗って行うスポーツとして定義し、競技用・レクリエーション用の両ニーズに対応できるルールづくりや、用具の工夫・改良を行うために週に1回の練習とミーティングを実施しています。走攻守すべてに普通の野球とは違う難しさがあり、チェアワークの練習など、スキルアップの必要性を感じます。また、ホームベース上でのクロスプレーの発生など、実践では安全面での問題が生まれることもあります。
誰もが楽しめるスポーツとしてルールの精度を高めていく取り組みに加え、もう1つ大切なのがスポーツとしての周知です。例年ボランティアで運営に参加している「車いすバスケットボール国際大会」で車いすソフトボールのコーナーを設け、来場者に体験してもらったり、病院や施設、県内の企業に足を運び、ポスターやパンフレットを配布したりと普及活動にも力を入れてきました。今後は、その方法を考えていくことも1つの課題です。
平成29年2月には、北九州車いすソフトボール大会を開催し、多くの方々が参加してくれました。これからは、年に一回の北九州大会の開催、日本選手権への参加、身近なところでの普及活動も継続していきたいと思います。多くの方々に体験してもらいたいと考えています。私たちは車いすソフトボールを、2020年の東京パラリンピックで正式種目にすることを目標にしています。

 

実習成果報告

 私は、山本ゼミで、主に、車いすソフトボールの「普及活動」を頑張っています。実習では、企画、普及、営業、開発という四つの部門に分かれて一人一人が責任を持ち、普及活動に取り組んでいます。夏に北海道で開催される日本選手権大会や、私たちが主催で冬に開催する北九州大会では、年々参加してくださるチーム数や国数が増え、車いすソフトボールが少しずつ広まっていることを実感することができ、とてもやりがいを感じています。将来的には、パラリンピック正式種目にするという目標を掲げ、日々の実習に取り組んでいます。昨年は、本競技が、日本障がい者スポーツ協会に認定され、パラリンピック正式種目にするという目標に近づくことのできた一年でした。車いすソフトボールは、健常者と障がい者が一緒に楽しむことのできる最高のスポーツだと思っています。そのような素晴らしいスポーツをもっと広めることができるよう、今後も頑張っていきたいと思います。

私が選択しているコースは、ボランティア養成コースです。その中で、ゼミが2つに分かれており、私が専攻しているのは、車いすソフトボールです。あまり親しみのないスポーツだと思いますのでまずは競技について簡単に説明したいと思います。車いすソフトボールの普段のソフトボールとの大きな違いは、フリーマンというどこでも守れるプレイヤーが一人加わり、10人制で行う障がい者スポーツです。私たちは、車いすソフトボールを主に実習活動しています。実習では、実際に障がいのある方を大学に招き、障がい者の方々と共にプレーをし、競技の更なる普及、発展を目指し、最終的には、パラリンピック正式種目になることを目指しています。私たちが最も実習に中で重点を置いているのは、学生が中心になって主催する北九州車いすソフトボール大会です。北海道や東京からもチームが訪れる大きな大会です。私は、車いすソフトボールに出会うことができて、とてもいい経験になっていると実感しています。