福岡少年院の運動会にて

2015年10月25日
地域福祉コース 司法福祉実習

「概要」

10月25日(日)に、福岡少年院の運動会が福岡市南区で開催され、来賓として実習に行かせていただきました。福岡少年院に行くのは初めてのことで、どういう人がいて、どんな所なのだろう、と初めは少し緊張して向かいましたが、実際に行ってみるとスムーズな交流をすることができました。なぜなら彼らは、少年院に入っていない同世代の少年と同じように感じられたからです。雲一つない快晴の中、運動会は開催されました。プログラムの中に、2人3脚の種目があり、少年と少年の親で組む際に、親が来ていない少年と私が一緒にペアを組み、一緒に2人3脚に参加をしました。

 

「学べたこと」

リレーなどを見せていただき、少年の絆や、心のあたたかさを見て感じることができました。少年の一生懸命な姿は、とても輝いて見えました。また、自分が走っていない時の、他の方の応援をしている少年の姿勢や、先生の話を聞く際の態度などを見ていると、少年院に入り、たくさんの努力をしてきたことが想像できました。それから、私たち大学生と少年との垣根を越えて2人3脚ができたのも良い経験となりました。

少年が「少年院に入る前は親に迷惑をかけてばかりいたが、これからは親孝行をする」など、親へのメッセージを言っていました。少年らは、迷惑をかけたという加害の立場で少年院に入っていますが、中には、虐待を受けるなどという被害的側面を持った少年がいることも考えられます。そういった被害体験が、加害という行為につながっている可能性も高いのではないかと考えました。少年院に入っている人もそうでない人も、生まれたときは皆同じなので、加害という行為に至るまでの少年を取り巻く社会環境に何か問題があるのかもしれません。そのような少年に対して、福祉、心理、法律が、どういうアプローチをしているのかも、とても気になりました。

少年の中には、将来の夢があり、それに向かって頑張っている人もいることを聞き、心を打たれました。これからも、少年を支えると同時に、次世代を担う少年たちの希望を大切にしてBBS活動に参加したいと思います。

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